地元で頑張っている、クラブやチーム・大小スポーツ団体を紹介。
練習風景や試合などの取材を通じて、地元のスポーツ仲間を広く知っていただきます。
都島区を中心に現在、約35チーム約600名がプレーする大阪北都ソフトボール連盟は、昭和52年に結成され約33年の歴史を誇る巨大連盟です。
A・B各リーグ、女子リーグ、実年リーグとクラス分けされプレイするメンバーは18歳から75歳までと幅広く、年間を通じてリーグ戦やトーナメント大会でしのぎを削っています。そして、全国に繋がる大きな大会などへは、各チームから選ばれたプレイヤーで選抜チームを結成し、北都クラブの名のもと、毎年すばらしい成績を修めています。
今年は選抜チームの北都クラブ、北都実年クラブ、北都シニアクラブが、大阪市の頂点に立ち、大阪府大会へ進出しました。なかでも、北都クラブ、北都実年クラブは府大会でも優勝を勝ち取り、念願の全国大会への切符を手にしました。
北都クラブが出場した第7回全日本一般男子ソフトボール大会は、山梨県甲府市で開催されました。
初出場という緊張感がメンバー全員にプレッシャーを与える中、始まった第1回戦の相手は広島県代表の呉信用金庫。前評判の高いチームを相手に、終盤まで互角の戦い。
そして最終回7回の裏、北都クラブの攻撃はワンアウト・ランナー一塁。ここでリーダー田沼選手が代打に送った白瀧選手の打球は、フェンスを越え劇的なサヨナラホームランに!北都クラブの歴史に刻まれたこの一打でチームは活気づき、続く2回戦も埼玉県代表ホープスターズを撃破。 そして迎えた3回戦。
![]()
相手は前年度準優勝で今年も優勝候補筆頭に挙げられている愛知県代表スナイパーズ。相撲で言えば横綱に挑戦する初入幕の力士とも言える北都クラブ。しかし、持ち味の足を絡めた攻撃で中盤まで1対1の互角の勝負を展開。
その後2点を追加され敗戦ムードが漂い始めた最終回。2アウトは取られましたが、満塁のチャンス。ここでまたもや代打中川選手がライナー性の大飛球!「1回戦の奇蹟の再現か!」と思われた打球は、当たりが良すぎてドライブかかり、フェンス際で相手選手のグラブに・・・。この瞬間、北都クラブの全国大会は終焉を迎えました。
連盟会長の臼井さんは「この大会は勝って感動敗れて感動の一言に尽きます。殆どのチームが元高校球児で固まっているなか、我が北都クラブはバスケットやラグビー経験者など、野球経験が少ないメンバーが多い。
そんな若者達が初出場でベスト16まで勝ち進んだ事は筆舌に耐えがたいものがあります。過去5年間に大阪府代表は、本大会で一度も勝っていないほど1勝するのが難しい大会でここまで頑張り、我々にも感動を与えてくれた選手達を誇りに思います」と話して下さいました。
さらに、「強さの背景には連盟の掲げる3つの目標(1・心身の錬成、2・マナーの向上、3・和の拡大)への取り組みがあります。スポーツは「心」だということが少しずつ浸透してきた結果だと思います。これからもソフトボールの普及発展と、心身の育成を目指して頑張って行きたいものです。」とおっしゃいます。
全国大会ベスト16という実績が加わった北都ソフトボール連盟。来年はさらなる飛躍を期待しています。最後に臼井会長は「強いチームを目指すのではなく、良いチームが集まる連盟にしたい」と力強く語ってくれました。

コメントする